ほとんどのアプリブロッカーは、同じテストで不合格になります。ブロックが作動したその瞬間、自分ひとりで解除できてしまうのです。ボタンひとつ、知っているパスコード、2タップ先の設定。それが当てはまる時点で、アプリのほかの機能はどうでもよくなります。
だから、ブロッカーを比べるときに役立つ問いはひとつに絞られます。いちばん開けたくなったその瞬間、判断はまだ自分の手にあるか?
ブロックの4つのタイプ
1. ひと手間型のブロック
一時停止、深呼吸、「本当に開きますか?」の画面。one secやScreenZenのようなアプリは、これを意図的にうまく使っています。
効く相手:無意識に手が伸びること。本当に効果があります。スマホを手に取る回数のかなりの部分は意図的ではなく無意識で、2秒の中断でそれを止められます。
効かない相手:本気で決めたこと。設計上、いつでも続行できます。それがこのタイプの狙いであって、欠陥ではありません。
2. タイマー型のブロック
自分で始める、カウントダウン付きのセッション。Forestや多くの集中タイマーはこの方式です。
効く相手:自分で始めた作業セッション中の気の散り。
効かない相手:夜や週末。そもそもセッションを始めないからです。自分で始めるタイマーは、始めると決めた瞬間と同じくらいの信頼性しかありません。
3. 自分でパスコードを持つブロック
Appleのスクリーンタイムや、多くの厳格モード。ブロックは本物ですが、パスコードは自分のものです。
効く相手:軽い衝動。パスコードを求められることで、ちょうどいい間ができます。
効かない相手:本気の衝動。パスコードを知っているからです。ほとんどの人がぶつかるのが、この失敗パターンです。
4. ほかの人が管理するブロック
判断が本当に自分の手を離れます。区別しておきたいパターンが2つあります。
手作り版は、自分が見ることのないパスコードを誰かに入力してもらう方法です。効果はあり、試すのにお金もかかりません。弱点は運用面。ちゃんとした理由で開けたいとき、そのたびに相手がその場にいなければならないので、ほとんどの人が2週間以内にやめてしまいます。
組み込み版は、リクエストと承認の仕組みを備えたアプリです。離れた場所からリクエストを送り、相手はタップひとつで答えます。原理は同じで、運用の問題はありません。
本当に必要なのはどれ?
自分の失敗パターンがどれなのか、正直に考えましょう。それぞれ必要なツールが違います。
- 気づかないうちにアプリを開いている。ひと手間型が正解です。それ以上強いものは必要なく、強すぎると息苦しく感じます。
- 仕事中に集中できない。タイマーで十分です。セッションを始めるときには、その場にいて、やる気もあるからです。
- 夜をまるごと、わかっていながらつぶして後悔している。自分ひとりで解除できるものでは持ちません。これこそ、ほかの人が必要なケースです。
多くの人は、ひと手間で十分だった問題に厳しすぎる方法を当てはめて、罰のように感じてすべてやめてしまいます。ツールは、実際の失敗パターンに合わせましょう。
特定のアプリで自分の制限をすでに3回以上破っているなら、そのアプリには自分では開けないロックが必要です。証拠はもうそろっています。
Disconnectの場合
Disconnectは、ひとつの方式に絞るのではなく、効果のある3つの方式をすべて用意し、ルールごとに選べるようにしています。
- 「弱」ロック — なぜブロックしたのかを思い出すリマインダーのあと、続行できます。無意識に手が伸びるのを防ぐ、ひと手間です。
- 「中」ロック — 5分間の待ち時間。キャンセルしてもスキップにはならず、タイマーが最初からやり直しになります。過ぎ去るそわそわに。
- 「強」ロック — 解除を承認できるのはバディだけ。例外も、裏口も、オフにする設定もありません。
「強」ロックを含む3つすべてが無料版で使えるので、最強の選択肢がサブスクリプションの壁の向こうに隠れていることはありません。ほかのブロッカーとの比較もご覧ください。
実践での2つの注意点
いきなり全部を「強」ロックにしない。まずはいちばん手ごわいアプリ1つをブロックしましょう。初日に6つのアプリをロックした人は、10日目には振り出しに戻っています。
スケジュールは、ちょうどいいと感じるより広めに。危ない時間帯が21時から24時なら、20時からブロックしましょう。誘惑に負けるのは時間帯の境目、ルールが始まる前の30分です。